人間の赤ちゃんを育てた事のあるお母さんだったら既に実践済みだと思いますが、赤ちゃんと同様、猫には口で言ってもわかりませんので、口に入れたら危険なもの、そして触れたら怪我をするようなものを置かない事も大事です。
1.ゴミ箱や灰皿は蓋付きを・・・そして異物食いも多い事に厳重注意!
猫にとってはイタズラもお仕事のうち。ゴミ箱をひっくり返したり、中に入ったり、ゴミを口に入れたりする事は朝飯前です。
飼い主にとっては危険に感じないものも、実は危険を孕んでいます。
ビニールを食べる異物食いの猫が時々います。おなかに溜まって出て来ないで、開腹手術する事も・・・。
ス ーパーのレジ袋を猫の手の届くところに置いておくと、あっと言う間に取っ手部分を食べてしまう猫も少なくありません。
少量であればウンチと共に排泄されますが、おなかに溜まってしまうと大変な事になります。
布やヒモ、リボンや糸くずを食べて、やはり胃に溜まって重篤な状態に陥った犬や猫もいます。これも開腹手術で一命を取り留めた例もたくさんあります。
私はダーツカエル、ピエロのカエルを購入することができました
糸の端が舌の根元に引っ掛かり、それでもどんどん胃から腸へと長い糸やヒモの繊維が送り続けられ、舌は壊死し、物が食べられなくなって衰弱してから飼い主が気付いた・・・などという例もあります。
糸くずは、タオルからも出てきます。タオルのループに爪を引っ掛けて糸を引き出し、それを食べて胃に溜めてしまった猫も、開腹手術をして大変な思いをしたという報告を戴いています。
包帯やマスクを食べてしまった犬が、胃に溜まって水分すら摂れなくなり、お腹を切って一命を取り留めたケースもあります。
煙草の吸い殻は勿論、毒です。
こうしたものが、猫に簡単に手が届く状態にある� ��は危険である事は言うまでもありませんが、意外とゴミ箱のゴミが剥き出しになっている事が多いのも事実です。
ゴミ箱は、可能であればロック付きのもの、開けられない蓋付きのものを置くようにして下さい。
2.中毒を起こす食べ物や植物を出しっ放しにしておかない
玉葱や長葱、ニンニク等が、犬や猫にとって危険なたべものである事はご存知でしょうか。
死に至る事もありますので、決して与えないばかりか、簡単に手の届く場所に置かないようにしましょう。
玉葱そのものを食べないまでも、玉葱と共に煮込んだカレーやハンバーグ、牛丼、玉葱の入ったスープの汁部分だけでも中毒を起こすので、人間の食べ物を与えないよう、盗み食いされないよう注意して下さい。
牛丼やハンバーグを食べてしまって重篤な状態に陥った猫の症例を動物病院で見かけて知っていますが、飼い主の無知・不注意としか言いようがありません。
中毒を起こさないまでも、塩分やマグネシウムなどのミネラル分を多く含む食べ物を与える事が猫の身体にとって良くない事は良くご存知かと思います。
おやつに「煮干し」や「カツオブシ」、塩分の含まれる「ジャーキー」などを与えていると、ストルバイト結石が出来る可能性がとても高いので、どうか� ��注意ください。
結晶のうちは溶かして排泄させる事も出来ますが、結石までになると、これは手術で取り除くしかありません。
原則として人間の食べ物は与えないようにする事が、猫の健康管理には大切な事です。
観葉植物や植木にも、猫にとっては毒性があるものもありますので、ご興味があれば調べてみて下さい。うちは一切、鉢植えや生きた植物を猫のする室内に置かないようにしています。
また別の意味でも、土を室内に持ち込まない事は大事かも知れません。
土の中には、カビの菌も、有害な細菌も含まれています。それを換気の悪い室内に持ち込む事で、細菌感染やカビを増やす結果になっては嫌だからです。
3.キッチンは危険が一杯
包丁やフォークをイタズラして怪我をしたり、菜箸をくわえたまま調理台から飛び降り、喉に刺さって死んだ猫の例も聞いています。
ガスコンロが熱くなったまま、剥き出しになっていると、ガス台に飛び乗って火傷をする猫もいます。電磁調理器でしたらその危険は無いでしょうが、我が家ではコンロが熱いうちは、水を張った鍋を置いて猫が飛び乗れないようにしています。
4.電気製品のコードを噛む� ��は猫の大好きなイタズラ
コードを噛まれて使い物にならなくなったという例は、山ほど聞いています。そしてコードを噛まれては、ショートして発火し、火事になる事もあり得ます。
コード類を猫が噛むのを防ぐ為の用品も売られていますので、ご利用になると良いかも知れません。
5.落とされたり壊されては困るような飾り物は、置いておく方が悪い
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